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快楽―更年期からの性を生きる

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販売元 : 中央公論新社
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”けらく”とは

昔は秘め事であったはずの更年期の性の世界が、極めてオープンに書かれていて、戸惑う箇所も多いが、実際に、更年期障害、鬱病などで、誰にも相談できず、一人で悩んでいる人が多いという実態を考えると、この種の本は、もっと世に出されて、男女間でも、語られ、理解しあうことも必要かもしれない。実際に実年齢に近いと、その個人差に愕然。まだまだ知らないことが多いことに驚かされる。

知らなかった・・・

更年期障害がこんなにもいろいろな側面で影響を及ぼすもの
だったとは。
一番衝撃的だったのは、セックスの習慣の有無にかかわらず、
突如現れる”性交痛”の存在。
私は今30代半ばですが、自分のためになった、と思います。
男性にも是非一読いただきたいと思います。

更年期からの性愛

 更年期になれば女性は心身にさまざまな障害が生じることは承知していたが、閉経によって膣の萎縮による性交痛が伴うことは初めて知った。
 著者は更年期障害に対処するには医師の適切な診断による、ホルモノ補充療法、漢方療法や心療内科のカウンセリングを受けることをすすめている。道具は手入れを施せば長く使えるそうだ。煎じ詰めれば日々の健康の維持・管理が大切であるということと、男性による女性の体に対する慈しみが必要だと説いている。
 ところで、どういうわけか取材場所は主に高級なレストランであったり、豪華な料亭であったりと庶民には敷居の高い所ばかりで、しかも取材対象は、会社の重役、医師、大学の先生などのエリートばかりである。小生のような凡人のひがみか。
 なぜか額に汗して働く労働者やパートであくせく働き家庭を切り盛りしている主婦などの普通の人々は登場してこない。
 それに性描写が露骨なので、その方面に免疫のない人は閉口するかもしれない。
 しかし、人間の寿命が延びたために更年期からの性愛のあり方に不安や悩みがつきまとうであろう。同書でもその問題の結論は出しえていない。
 いずれにしても女性の体を知るために男性にも読んでいただきたい逸品だ。



50歳からの性愛

「婦人公論」連載中から、私の友人たちの間では賛否両論。
更年期を過ぎたら、もうセックスからは卒業するのか、それとも婚外恋愛にデビューするのか。私は更年期にはあと10年ぐらいあるのだけれど、どんな風に年をとれば「女」として輝いていられるのか、考えさせられる。
さまざまな女性・男性にインタビューした工藤さん自身の悩みや迷いも、リアリティを感じさせて、これからの年齢を重ねた女性の生き方がくっきりと映し出される。男性にも読んでほしい。自分の妻がひそかに悩んでいること・決意していることを感じてほしい。